連載

エッセイ

夢の現実 リチウムイオン電池(2025.7月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 吉野彰博士がノーベル化学賞を受賞した2019年以降、リチウムイオン電池についての理解と期待が高まった。それを機にパソコンやスマホなど自分たちの生活の身近にある便利なIT機器の、目に見える小型化と軽量化に関わ...
エッセイ

電池を「非専門的」に語ると(2025.6月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 専門家は難しいこと知っているが、やさしいことも難しく語る癖がある――こう喝破したのは誰であったか。同感する私は、だから本稿では電池について「非専門」の立場で述べることにしよう。 まず「電池」を見て、私たちは...
エッセイ

ラジオとは無線音声通信だ(2025.5月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 今年は昭和百年であるとともに、放送百年だそうだ。「昭和百年」は1926年12月25日から31日までを昭和元年とし、そのまま続いたとすると今年が百年にあたるという意味である。実際の元号が1989年1月8日以降...
エッセイ

原発、ゼロから活用に大転換(2025.4月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 佐々木朗希投手は3月11日(日本時間)、所属するドジャース球団を通じてコメントを発表した。「自分が小学生だったあの日から14年という月日がたち、今こうして新しい挑戦をさせてもらえることに、これまで支えてもら...
エッセイ

広重の「十七番」は興津宿(2025.3月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 立春が過ぎているのに最強寒波の警報が連発されて、日本列島が広く大雪に見舞われた週末(2月9日まで)だった。さいわい私の寓居がある静岡県の東部は例年、雪が降ることが少なく、今年も霊峰富士の冠雪を美しく眺められ...
エッセイ

事業家ジョージ・ミッチェル(2025.2月号)

月刊LPガス エッセイ★湯川裕光 先月号でシェール革命が終焉したのか否かを扱った際に、シェールガス採掘の成功の鍵となった技術革新を推進した企業家については名前も触れず、わずかに3行、しかもカッコ書きの中で、(1998年にミッチェル・エナジー...
住宅

第5回「介護が必要になった時に考える家づくり」(2025.8月号)

月刊LPガス 住宅に潜む危険のお悩み問題解決★山岡裕子はじめに 今年も8月を迎え、お盆が過ぎるとすぐに年末が近づいてきてしまい、あっという間に一年が終わっていってしまうように感じます。今年は7月の初旬に梅雨が明け、早い夏が到来しそこからとい...
住宅

第4回「ご近所との付き合いは良いほうがよい」(2025.7月号)

月刊LPガス 住宅に潜む危険のお悩み問題解決★山岡裕子はじめに 1年の出生数が70万人を割り込むという時代が来てしまいました。2024年の1年間で生まれた子どもの数は70万人にも満たず、過去最低の数字となり、1人の女性が出産する数としても1...
住宅

第3回「強盗が入りやすい家・入りにくい家」(2025.6月号)

月刊LPガス 住宅に潜む危険のお悩み問題解決★山岡裕子はじめに 最近、施主さまと打ち合わせしていると必ずインスタグラムの施工例をお持ちになり、こうしたい、ああしたいと要望がきます。建築関係者の中には、そうしたインスタグラムの施工例に振り回さ...