ガスパルグループ、6年半ぶりに社内スポーツ大会 105事業所954人が参加

企業動向

 ガスパルグループ(東京都品川区、橋本俊昭社長)は11月12日と同19日、社内スポーツ大会を6年半ぶりに開催した。同大会は社員間の連帯感を高めるとともに、社員の健康増進を図る取り組み。コロナ禍で中止していたが、今回の再開で全国の社員がスポーツを通じて交流を深めた。

近隣の事業所ごとに集まって開催

 ガスパルグループの全国105事業所の社員が近隣の事業所ごとに集まって開催する形式で、参加社員は954人。ボウリングやバレーボール、卓球、バドミントン、フットサルなどに親しんだ。

 イベント後のアンケートでは回答者の95%が「満足」「やや満足」と回答。特にコロナ禍以降に入社した社員の満足度は97%と高く、社内イベントに参加する機会がなかった社員にとっては、今回の交流は待ち望んでいた機会だったことがうかがえた。参加した社員に感想を求めたところ、「コロナ以降、社内イベントの開催が減り、他販売所のみなさんと顔を合わせる機会が少なくなっていたが、今回のスポーツ大会は顔と名前を覚え、コミュニケーションを深める良い機会になった」「普段交流がない近隣販売所の方と会話をすることができ、楽しいひと時を過ごせた」といった喜びの声があった。

 ガスパルグループでは、2020年3月に「ガスパルグループ健康経営宣言」を制定。健康経営推進の最高責任者である経営トップの下、健康経営のさらなる推進を図っている。21年4月には保健室が設立され、産業保健スタッフを含む人事部保健室が中心となり、健康経営を推進している。