プロパン新聞 12月22日号

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今週のヘッドライン

●配送合理化で業務連携に基本合意
ジクシス(東京都港区、田中恵次社長)、ニイミ産業(愛知県春日井市、新美良夫社長)、エネサンス中部(愛知県蟹江町、田部克志社長)の3社は15日、LPガスの配送合理化に向けた業務連携に関する基本合意書を締結した。配送エリアが重複する特約店同士が、互いの充填所と配送網を相互利用することで物流効率を向上させる。実運用は2026年5月1日からの開始を目指す。

●ゼロカーボンシティ実現へ
堀川産業(埼玉県草加市、堀川雅治社長)とエネクル(同、宮本康正社長)は長野県千曲市(小川修一市長)とゼロカーボンシティ実現に相互連携で取り組むことなどを内容とする包括連携協定を締結した。11月27日に千曲市役所で締結式が行われ、堀川社長、宮本社長、小川市長が参加し、署名した協定書を取り交わした。

●キーパーソンに聞く
LPガス業界大手のサイサンで、2025年10月、四代目社長として川本知彦氏が就任した。創業者から受け継がれた「人を大切にする」企業文化を基盤に、電力事業への進出、海外展開、M&A戦略によって、この10年で売上高を1000億円から2000億円へと倍増させた同社。四代目社長として新たな船出を迎えた川本氏に話を聞いた。

●本紙選定10大ニュース
2025年は、第7次エネルギー基本計画でLPガスが「最後の砦(とりで)」として再評価された。改正省令の完全施行や、万博への供給、グリーンLPガスの実証など脱炭素への挑戦が加速。各地で70周年式典が開かれる一方、現場は他工事事故や獣害、大規模火災への対応に追われた。新秩序構築と安定供給の使命を再確認した1年を振り返る。

●「+あんしん」受賞
パロマ(名古屋市、小林弘明社長)は4日、経済産業省の主催による令和7年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2025)の製品部門「+(プラス)あんしん」制度について、ビルトインコンロ「アバンセ」が受賞したと発表した。