プロパン新聞 12月15日号

プロパン新聞ヘッドライン

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今週のヘッドライン

●環境価値の流通・小売で課題浮上
日本LPガス協会(田中惠次会長)と日本DME協会(大野陽太郎理事長)は4日、東京都港区のAP虎ノ門で「LPガスのカーボンニュートラルを皆様と共に考えるセミナー」を開催し、会場来場とWeb視聴を合わせて約300人の参加があった。rDME(リニューアブルジメチルエーテル)のLPガス混合、や国内で複数進むグリーンLPガスの研究開発状況が報告されたほか、社会実装で今後課題となる流通・小売をテーマにパネル討議を行った。

●JGEニューリーダー会
ジャパンガスエナジー(=JGE、東京都千代田区、大浜健社長)の特約店若手経営者らで構成する「JGEニューリーダー会」(会長=籔田健一・ガスエナジーヤブタ社長)は、11月11日から12日にかけて秋季定例会を開催した。会員25人のうち16人が参加し、能登半島地震の被災地視察として、のと鉄道(石川県)が運行する「震災語り部列車」に乗車した。

●中部明友会
中部アストモス会(家喜正治会長)の推進組織である中部明友会は11月26日、名古屋市のTKP名古屋駅前カンファレンスセンターで、2025年度第2回定例会を開いた。最初に活動報告が行われ、25年度活動方針である人材育成(セキュリティーサービストークコンテスト、視察研修会等)や、需要開発(外部講師による講演会、事例紹介等)、保安活動について説明があった。

●北海道特集
北海道は、令和6年度実績で人口は約504万人。約281万世帯のうちLPガス消費世帯数は約142万6500世帯で普及率は50・7%になる。日本の面積の5分の1を占める北海道は、他の都府県に比べて送配電網の維持・設備コストがかかる。世帯普及率50%以上を占めるLPガスは道内における重要なエネルギーインフラ。地域に不可欠なエネルギーとしつつも、地理的・経済的な課題に直面しており、て業界全体で取引の適正化と効率化に取り組んでいる。

●警報器に新型
愛知時計電機(名古屋市、國島賢治社長)は8日、LPガス用ガス警報器「AGシリーズ」(製造元:新コスモス電機)を発売すると発表した。同シリーズはブザー式、音声式を取りそろえ、単体型および連動型から設置環境に合わせて選択可能。ラインアップは、AG-40N(単体型・コードタイプ)、AG-40NP(単体型・コンセントタイプ)、AG-41SD(連動型・ブザータイプ)、AG-42SV(連動型・音声タイプ)の4機種。