
エネアーク関西(大阪市)社長に10月1日付で就任した内田良樹氏は、エネアーク社長、日商LPガス社長を兼任。ジャパンガスエナジー取締役常務執行役員も務めた経験があり、幅広い視点からグループの舵を取る。
1年半前から社長を務めているエネアークでは、Daigasグループと伊藤忠グループの統合によるホールディング会社で、全体の方針の策定、グループ間の調整を行ってきた。「エネアーク関東、中部、関西の3社の生い立ち、エリアが全く違い、それぞれのやり方も特長もある」と苦心するところもあったが、ようやく同じ方向性を持てるようになった。
そして今回から、より現場に近い地域直売販社の指揮もとることになった。エネアーク関西はグループの中で顧客数も多く、規模が最も大きい。全体をけん引する会社でもある。
「大阪ガスに所属していた時は、ずっと営業系に従事してきた。そのなかでエネアーク関西は、前身の大阪ガスLPG、さらに前のリキッドガスの時から関係性も深くてよく知っていた。今までのキャリアでは一番身近な会社。親近感はもともと感じている」と話す。
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