月刊LPガス エッセイ★湯川裕光
先月号でシェール革命が終焉したのか否かを扱った際に、シェールガス採掘の成功の鍵となった技術革新を推進した企業家については名前も触れず、わずかに3行、しかもカッコ書きの中で、
(1998年にミッチェル・エナジーが製法開発に成功し、2006年に商業的採掘方法が確立)
と記すだけで済ませてしまったことに、忸怩たる思いがあった。
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湯川裕光
作家。1950年、東京に生まれる。東京大学法学部卒業。『安土幻想』『小説古事記成立』など歴史小説を書き、『マンマ・ミーア!』『異国の丘』など、劇団四季のミュージカルの台本も手掛ける。『瑤泉院』は稲森いずみ、北大路欣也主演でテレビ東京の正月10時間ドラマの原作になった。現実政治に携わったこともある。


