群馬県ガス事業協同組合、利根沼田広域消防本部へガス衣類乾燥機を寄贈

業界動向

群馬県ガス事業協同組合(渡邉誠理事長)は社会貢献事業の一環として、利根沼田広域消防本部(関和弘消防長)に業務用ガス衣類乾燥機(8㎏、本体、付属品、配管工事一式)を寄贈し、19日に寄贈式を同本部庁舎で行った。渡邉理事長から関消防長へ目録が手渡された。同消防本部は管轄面積が県土の約3分の1を占め広大であり、特に冬季は積雪が多い地域。迅速な乾燥能力を持つガス衣類乾燥機の導入により、救急活動で濡れた毛布などを素早く乾燥させることが可能となり、次の出動への備えが強化されると期待されている。

(左から)群馬県ガス事業協同組合の根岸誠理事、渡邉理事長、利根沼田広域消防本部の席消防長、伊藤賢治総務課長、片野好夫中央消防署長

冒頭のあいさつで渡邉理事長は「LPガス業界は保安の確保に努めているが、いざ災害となれば消防の方々に頼るしかない。日頃の感謝の気持ちを形にしたいと、この寄贈事業を始めた」と事業の経緯を説明。「今回寄贈するガス衣類乾燥機が、皆様の活動の一助となれば幸い。利根沼田広域消防本部のますますの発展と、職員皆さまの無事故を祈念している」と述べた。

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