安田物産、災害対応型学校給食工場が竣工 調理用LPガスで炊き出し、発電も

企業動向

安田物産(神奈川県大和市、安田幹仁社長)は8日、横浜市内に開設した学校給食施設「クッキングセンター横浜工場」の竣工式を開き、関係者に設備の全容を公開した。工場内の調理器具は、LPガスを燃料に使用しており、2・9tバルク貯槽を設置。安田社長が「設備系の工事では〝一日の長〟がある」と評価するトーエル(横浜市、中田みち会長)が工事の施工やガス供給を支援している。可搬型のLPガス発電機や太陽光発電設備も備え、有事には緊急の炊き出しを行うなど災害対応型工場として機能し、地域防災にも貢献していく。

2・9tバルク貯槽
クッキングセンター横浜工場

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