積水ハウス 地球環境大賞で奨励賞 再エネ共創の取り組み評価

環境対応

 積水ハウスは、「第34回 地球環境大賞」において、オーナーとともに進める再生可能エネルギー共創サービス「積水ハウスオーナーでんき」に関する取り組みが評価され、奨励賞を受賞した。同賞での選定は4回目である。
 「積水ハウスオーナーでんき」は、再生可能エネルギーの共創により脱炭素型社会への移行を目指す取り組みである。2019年にサービスを開始し、FIT制度の買取期間を終えた顧客から太陽光発電による余剰電力を買い取り、グループの事業用電力として活用する資源循環モデルとしている。
 この取り組みにより、国内すべての工場で再生可能エネルギーにより発電された電力を活用するなど、再エネ利用を拡大している。2024年度には、グループ全体の事業用電力に占める再生可能エネルギー比率が58・3%となり、年間2万7568tのCO2削減を達成した。
 また、再生可能エネルギー電力を利用できる拠点を中心に社用車のEV化を進め、ガソリンから「CO2排出係数ゼロの電力」への転換を推進している。今後は、工場や各地の支店などに限られていた電力の供給先を施工現場などへ拡大する計画である。
 審査では、FIT制度の買取期間が満了したオーナーから余剰電力を買い取り、自社グループの事業用電力として活用する仕組みを構築した点が評価された。顧客との関係を生かしながら、社会全体のカーボンニュートラルに貢献するビジネスモデルとされた。
 「地球環境大賞」は1992年に創設され、地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術や新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、持続可能な社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的とし、国際連合が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念とも一致した取り組みとされている。