東京ガスネットワークは、ガス事業法に基づき、経済産業大臣から「認定高度保安実施事業者」として認定された。都市ガス事業者としては全国で初めての認定である。
認定高度保安実施事業者制度は、テクノロジーを活用しつつ自立的に高度な保安を確保できる事業者を認定する制度である。認定を受けた事業者は、安全確保を前提に行政手続の簡略化や、リスクに応じたガス設備の検査時期の柔軟化などが可能となる。
今回の認定では、同社の保安管理体制が制度の認定要件をすべて満たしている点が総合的に評価された。
同社は、安全を重要な経営課題と位置づけ、経営トップ主導で保安確保の基本方針や重点実施事項を定める保安会議を毎年度開催している。また、設備の経年劣化や自然災害リスクを踏まえた保安マスタープランを策定し、リスク評価に基づいた優先順位付けによる設備更新や補強対策を進めている。
さらに、DXによる設備点検や保安業務の高度化、VRを活用した社員教育など、デジタル技術と先進技術の活用にも取り組んでいる。加えて、インフラ事業者としてサイバーセキュリティを含む関連リスクへの対応体制も整備している。
同社は今回の認定を踏まえ、保安技術とテクノロジーを融合したスマート保安の推進を図り、安心・安全の提供を通じて地域社会を支えていくとしている。




