デジタル・AI活用の省エネ手引き公表 省エネと生産性向上を促進

事業開発情報

 資源エネルギー庁は、事業者の省エネルギーの取組を一層加速させることを目的として、「デジタル・AI技術による省エネ・生産性向上に向けた手引き」を作成し、公表した。
 同手引きは、デジタルやAI技術を活用した省エネ施策の検討を促すために作成されたものであり、省エネの推進だけでなく、生産性向上や企業の競争力強化の観点からも重要であるとしている。
 日本では石油危機を契機に省エネを継続して推進してきた結果、1970年代以降、エネルギー消費効率は4割改善し、世界的にも高い水準のエネルギー効率を実現している。一方で、従来の取組の延長(As Is)では今後の省エネ効果の鈍化が指摘されており、デジタルやAIを活用した抜本的な対策(To Be)の必要性が高まっている。
 国際的にも、IEAのレポート「Energy and AI」にAIを活用したエネルギー最適化の活用が述べられており、日本の第7次エネルギー基本計画でも、デジタル技術を活用した操業の最適化などへ取り組むことが示されている。
 同庁は、手引きが企業にとってデジタル・AI技術を活用した省エネや生産性向上の検討の契機となり、日本企業が新たな省エネの取組を世界に先駆けて進める一助となることを期待している。