岩谷産業、大林組、コマツの3社は共同で昨年12月、上信越自動車道で水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベル(FCショベル)の実証実験を行った。コマツによると、FCショベルを実際の工事現場で使用する試みは日本初。
建設現場のCO2排出量の約7割が軽油燃料に由来するといわれる。排出量削減には、バイオディーゼル燃料採用や電動式建設機械の導入と併せ、水素を活用した建設機械の導入が有効な手段の一つ。コマツは2023年からFCショベルの実証実験を重ね、ディーゼルエンジン駆動式と同等の力強い掘削性能と高い操作性に加え、排気ガスゼロ、騒音・振動の低減を確認している。水素を活用する方式はバッテリー駆動式と比べ、エネルギー密度が高く高出力というメリットがある。一方で、社会実装に向けては、実作業環境での性能検証や水素充填方式の確立の必要性を認識していた。
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