リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は26日、ハイブリッド給湯器の累計出荷台数が、今年1月で20万台を突破したと発表した。
同社は、2010年に世界初の家庭用ハイブリッド給湯器を発売。15年ごろからは、「ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」など省エネ住宅への採用が広がった。さらに23年度に開始された国の「給湯省エネ補助事業」を背景に既設ガス給湯器の取り替えが進み、出荷台数は大幅に増加している。25年2月には、カーボンニュートラル(CN)実現に不可欠な再生可能エネルギーの主力電源化を見据え、ハイブリッド給湯器を電力需給の調整力として活用する検証を開始した。
ハイブリッド給湯器は、従来型のガス給湯器と比べて年間のCO2排出量を56%削減し、家庭のエネルギー消費の3割を占める給湯分野の省エネに大きく貢献する特性を持つ。累計20万台の年間CO2削減量は、小規模な火力発電所1基分に相当する。
「省エネ大賞」では、シリーズ通算で4回受賞するなど、その省エネ性能が高く評価されている。同社では、ハイブリッド給湯器でCN実現を後押しする考えだ。




