ノーリツ、業務用CO2ヒートポンプ給湯機を北米展開 日本イトミックと協業

企業動向
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 ノーリツ(神戸市、竹中昌之社長)と、日本イトミック(東京都墨田区、守屋浩文社長)は、業務用CO2ヒートポンプ給湯機の北米市場への展開を共同で進めている。取り組みの一環として、2月2~4日に米国ラスベガスで開催される「AHR Expo 2026」に同社グループが出展する。

 「AHR Expo 2026」は米国暖房冷凍空調学会主催で、米ネバダ州のラスベガスコンベンションセンターで開催。暖房、換気、空調、冷凍、配管、制御システム、エネルギー効率、サステナビリティなどの展示会で、昨年の出展企業は約1800社、約5万人が来場した。

 今回の協業で日本イトミックは商品開発を担う。また、ノーリツのグループ会社であるアールビー(茨城県土浦市、辻武志社長)が製造、ノーリツアメリカコーポレーション(米カリフォルニア州、ジェイハッセルCEO)が北米市場に向けた販売を担当する。CO2冷媒を採用したヒートポンプ給湯機は、従来の化石燃料機器に比較してCO2排出量を大幅に削減でき、再生可能エネルギーとの親和性が高いことから、環境意識が高まる北米市場にも適した商品となる。

 北米では、脱炭素化に向けた環境意識の高まりを受け、一般家庭用から業務用など幅広い分野で、電化やヒートポンプ給湯機の需要拡大が見込まれている。同社は中期経営計画「Vプラン26」で海外事業の成長を重点戦略に位置付けており、北米市場での業務用給湯分野の事業展開は、その実現に向けた重要な取り組みの一つとなる。

 ノーリツと日本イトミックは2025年7月に日本国内向けの業務用ハイブリッド給湯システムの発売で協業を開始した。電気給湯器と業務用CO2ヒートポンプ給湯機のパイオニアである日本イトミックが長年培ってきた高度な開発技術力と、ノーリツの持つ高い品質を担保した製造・ものづくり技術を掛け合わせることで、新たな市場開拓を進める。

米展示会でのブース出展イメージ