東京都LPガススタンド協会 山田能成会長

昨年のトピックスとしては、大阪・関西万博が2500万人の来場者を数えてインバウンド需要を呼び込み大きく盛り上がったほか、日経平均株価の5万円超え、備蓄米放出、さらには、野球界のレジェンドである長嶋茂雄さんが亡くなったことも記憶に新しい。高市早苗氏が女性初の内閣総理大臣となり、高い内閣支持率を維持している。しかし、国会発言の内容から中国との関係が悪化し、相手国からの揺さぶりや挑発行動が続き、日本経済への悪影響が懸念されている。
昨年2月18日に第7次エネルギー基本計画が閣議決定された。この中で、LPガスは化石燃料の中で温室効果ガスの排出が少なく、輸入先の9割が地政学的なリスクが低い地域であり、エネルギー安全保障にも資すると評価されている。近年、激甚化、頻発化している大災害での「最後の砦」としても重要なエネルギー源であると認められている。
近年、全国でのLPガス車登録台数は徐々に減少し、苦境にあえぐLPガススタンドも少なくない。燃費の良いJPNタクシーは増加の勢いを増している。
本年、協会運営の活性化と協会経営の安定化のために、スピードと危機感をもってワーキンググループによる検討を重ね、さまざまな課題に取り組み会員からの期待に応えていく所存だ。
事故の防止対策の徹底と大規模災害に対する事業継続計画(BCP)や緊急連絡体制などについては、定期的な見直しや訓練を促していく。
さらに、エネルギーライフサイクルの面からも環境に優しく、CO●排出量の少ないLPガス自動車が見直され、重要インフラとしてLPガススタンドが残り続けられるように周知・広報活動も続ける。
今年の干支は、「丙午(ひのえうま)」。情熱と勢いが高まり、大きな飛躍のチャンスとなる年とされている。「丙午」のように情熱と変化のエネルギーに満ちた業界であり、災害時においても地域から頼られるLPガススタンドを目指してさまざまな取り組みを進めていく。


