コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(=コージェネ財団、柏木孝夫理事長)は4日、2025年度「コージェネ大賞」の応募案件の選考を実施し、民生用部門5件、産業用部門5件、技術開発部門3件の合計13件の受賞を決定したと発表した 。26年2月5日に開催予定の「コージェネシンポジウム2026」で表彰式を行う。
選考結果は次のとおり。
【民生用部門】理事長賞=「虎ノ門麻布台地区における高い環境性能と強靭なレジリエンス性能を備えたエネルギープラント」虎ノ門エネルギーネットワーク、東京電力エナジーパートナー、森ビル(東京都港区)▽同=「需給双方向連携を実現するCEMSとCGS・地域エネルギーを活用した強靭な街づくり~新さっぽろエネルギーセンターへの導入事例~」北海道ガス、大成建設、日立製作所、富士電機(北海道札幌市)▽優秀賞=「オフサイト水素利用と複数建物連携を統合した街区電熱エネルギー融通システムの構築」清水建設(東京都江東区)▽特別賞=「過去の被災経験を活かした高度BCP及び水のポテンシャル有効利用」サンケイビル、竹中工務店、Daigasエナジー(兵庫県神戸市)▽同=「都市型防災庁舎におけるエネルギーシステムの構築~ZEB-Readyを達成した川崎市役所本庁舎への導入事例~」久米設計、川崎市、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(神奈川県川崎市)
【産業用部門】理事長賞=「多拠点電力融通と水素混焼対応型CGS導入による省エネ・脱炭素への挑戦-日清オイリオ横浜磯子事業場における導入事例-」日清オイリオグループ、JFEエンジニアリング(神奈川県横浜市)▽優秀賞=「連携省エネルギー認定制度を活用した全蒸気ガスエンジンコージェネ導入による省エネルギー事業」大塚化学(徳島県徳島市)▽同=「高効率ガスタービンとRPFボイラによる発電所リニューアルの実現」東洋紡、Daigasエナジー(山口県岩国市)▽同=「石炭発電からの燃料転換に伴い、環境性や省エネ性が高いエネルギーシステムの構築」テイカ、Daigasエナジー(岡山県岡山市)▽特別賞=「北山工業団地スマートエネルギー事業」CDエナジーダイレクト(静岡県富士宮市)
【技術開発部門】理事長賞=「液体アンモニア専焼2MW級ガスタービンコージェネレーションの開発」IHI、IHI原動機 ▽優秀賞=「都市ガス専焼と同一出力45vol%水素混焼ガスエンジンコージェネの製品化」JFEエンジニアリング ▽同=「純水素型燃料電池の排熱を活用した吸収式冷凍機との連携」パナソニック エレクトリックワークス社、パナソニック 空質空調社


