大分市大規模火災、LPガスの被害状況は不明 県協会が対策本部設置

業界動向

11月18日、大分市佐賀関で発生した大規模火災は25日現在、鎮火に至っていない。同地域には都市ガス供給はなく、LPガスかオール電化世帯。建物被害は約170棟に及び、多くのLPガス世帯に被害があったと推測される。大分県LPガス協会(山田耕司会長)は対策本部を設置し、大分市の対策本部と連携し対応しているが、現場への立入りさえできない状況のため、被害の実態は把握できていない。

同地区にLPガスを供給しているのは10事業者で、今のところの対応は延焼の恐れがある77世帯のLPガス容器を移動したのみ。県協会によると、LPガスの被害状況を把握するには、まだまだ時間がかかる見込み。