アストモスアカデミー東北、配送リーダー研修を開催、「事故ゼロ」の実現で信頼獲得

企業動向

アストモスアカデミー東北(仙台市、平國龍太所長)は、10月27、28日の2日間にわたり、「配送リーダー研修」を開催した。配送部門のリーダーおよびその候補者を対象としたもので、計5社から6人が参加し、全課程を修了した。

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同研修は「事故ゼロ」の実現を通じて地域からの信頼を獲得し、最終的に「お客さまから選ばれる配送会社・LPガス事業者」となることを目的としている。安全運転の徹底はもちろん、リーダーとして部下を導くための指導力・判断力を磨くことに重点を置いた。

研修内容では、アストモスグループの配送品質・安全への取り組みのほか、納入場所での事故防止策やバック運転事故の削減策、「もらい事故」を防ぐための実践的知識など、現場に即した技術指導に重点が置かれた。また、管理者に求められる役割とリーダーシップ論や、グループ討議・異業種の事例研究なども行われた 。

受講者からは、「時間があっという間に過ぎるほど、楽しく学べた」「運転に対する考え方が具体的になり、仕事にすぐ生かせる内容だった」 「新人教育で〝なぜそうしたのか〟を問いかける重要性を学んだ」「バック前に〝ハザード3回分待つ〟という実践的な工夫が印象的だった」「他社の意見を聞くことで、自社の改善点に気づけた」などの声が寄せられた 。

6人が修了証を手にした

平國所長は、「本研修は、配送現場で事故を撲滅するために〝どう行動するか〟を徹底的に考え抜く場。私自身、かつて配送会社の経営者として現場を率いた経験を交えながら、実践的な学びを提供している。物流業界は人材不足が深刻化している。だからこそ、今こそ〝人づくり〟に投資し、リーダーを育てることが企業の未来を左右する」とする。

本研修は、来年も10月下旬に開催が予定されている。