奈良県は16日、保安功労者として辰巳佳照氏(磯城郡三宅町、辰巳商会代表)を知事表彰した。奈良県庁で表彰式が行われ、尾﨑俊之危機管理監から表彰状が手渡された。
[/um_loggedin] 表彰式で尾﨑危機管理監は「業界の保安確保、意識向上に尽力いただいていることに深い敬意を表する。法令順守だけでなく自主的な保安で、LPガス事故防止に取り組んでいることは他の模範となる。今後も一層の取り組みをお願いする」と感謝の言葉を伝えた。また、いまの中東情勢を鑑み、「ホルムズ海峡封鎖でも、LPガスは北米やオーストラリアなど調達の多様化が出来ていると聞いた。災害時に強いとの認識はあったが、このような有事にも強いのは頼もしい」と付け加えた。
辰巳氏は、18年にわたり奈良県液化石油ガス教育事務所が主催する液化石油ガス設備士講習で試験判定員・講師を担い、LPガス業界の法令順守の徹底、技術の向上に貢献してきた。また県立高等技術専門校(三宅町、旧職業訓練校)では配管科の液化石油ガス設備士講習の講師として20年以上も従事し、現在も活躍している。
奈良県LPガス協会では2024年に理事に就任し、磯城支部長として支部会員と積極的な意見交換を行い保安意識の向上を図っている。また県協会青年部で実施する保安研修や講習では講師を務めるなど業界全体の保安技術の向上に寄与してきた。
技術専門校の講師について辰巳氏は「配管科に実務経験にもなるLPガスのプログラムが加わった当時、県認定の講師資格を持っていたのが私だけだったので、要請があって引き受けたのが始まりだった」と振り返る。20年以上講師を務めるなか、多くの教え子たちが業界で活躍している。
表彰式に同席した奈良県協の西井康博会長は「青年部の先輩でもあり、保安の先生でもある。辰巳氏の長年の業界への貢献が評価されたのはうれしい」と受賞を称えた。[/um_loggedin]



