ガス体エネルギーの系列を超えた研究会「タスクフォース21」は、第173回例会をオンラインで公開する。LPガス業界のデジタル化の進展や現場の安全対策などをテーマに、講演とインタビューを通じて業界の課題と取り組みを紹介する。
例会ではまず、タプロス株式会社(秋田市)の佐藤寛樹社長へのインタビューを行い、2025年に秋田県内で深刻化したクマ出没問題への対応を取り上げる。配送員や検針員など屋外作業が多いLPガス事業者にとって安全確保は重要な課題となっており、出没情報の共有や作業時の安全対策、装備の整備など、現場での対応について語る。
講演では、エネルギー事業コンサルタントの角田憲司氏が「LPガス業界におけるデジタル化について」と題して講演する。デジタル化、デジタライゼーション、DXの違いを整理しながら、LPガス事業者の業務効率化や顧客対応の高度化に向けたデジタル技術の活用について解説する。
また、LINE WORKS株式会社の吉原亮平氏が「ガス業界のためのLINE WORKS活用術」をテーマに講演。電話やFAX、紙による連絡が中心となりがちな現場業務に対し、ビジネスチャットを活用した情報共有や顧客対応の効率化など、現場業務の改善につながる活用方法を紹介する。
タスクフォース21は、LPガス・都市ガスなどガス体エネルギー分野の事業者や関係者が、系列の枠を超えて業界課題を研究することを目的とした研究会。例会では政策、技術、経営など幅広いテーマを取り上げ、講演や意見交換を行っている。

