富士ツバメ(静岡市、小谷野陽子社長)は5日、緊迫化する中東情勢を受け、ガス顧客に向けてエネルギー供給の現状と安定性を伝える社長メッセージを発表した。地政学リスクへの顧客の不安を解消し、改めて「地域を守る」姿勢を鮮明にしている。
まずLPガスの輸入状況について、かつての中東依存から脱却し、現在は米国、カナダ、オーストラリアなど世界各地からバランスよく調達している現状を説明。供給ルートが多角化されていることから、特定地域の情勢不安が直ちに供給停止につながることはないとし、「毎日のガスはこれからも変わらず安心」と強調した。
価格面については、原料費調整制度に基づき世界の市場価格や為替の影響を受ける仕組みに触れつつ、情勢変化による価格変動が生じる際にも、迅速かつ分かりやすい情報発信に努める方針を示した。
また、輸入元からの直接仕入れルートの維持に加え、自社の配送チームと協力会社の強固な連携体制を説き、どのような状況下でも顧客の元へ確実にエネルギーを届ける「地域密着」の強みを訴えている。
小谷野社長はメッセージの中で、「情勢は刻々と変わるが、地域を守るという想いは一歩も譲らない。気になることがあればいつでもスタッフに声をかけてほしい」と呼びかけている。


