ソフトバンとTrusty Cars(CARRO)の合弁会社であるCARRO JAPAN(東京都港区、朝枝聡社長)と、LPガス業界向け基幹システム「Power Net G4」を展開するミノス(東京都港区、藤野和男社長)は17日、LPガス事業者および関連企業に向けた「GX(グリーントランスフォーメーション)貢献サービス」の企画・展開に関する共同検討を開始したと発表した。業界全体で進むGXおよびCO2削減の推進を背景に、両社が有する技術と業界知見を融合し、車両運行管理の高度化・業務効率化・環境負荷低減を同時に実現することを目的とする。
LPガス業界は、地域のエネルギー供給を支える重要なインフラとしての役割を担う一方、配送や検針、営業に使用される車両からのCO2排出量削減が急務となっている。環境負荷の低減と、深刻化する人手不足に対応するための業務効率化をいかに両立させるかが、業界共通の経営課題となっている。
今回の提携は、両社の強みを掛け合わせることで、車両運用の可視化と最適化を一体的に実現することを目指す。
ミノスは、「Power Net G4」を通じて長年培ったLPガス業界特化型の業務システム(検針・配送・請求等)の知見を提供。
CARRO JAPANは、AIおよび車両データ解析技術を活用し、稼働状況の可視化やCO2排出量削減ソリューションを提供 する。
共同検討では、車両の位置や稼働状況のリアルタイム把握による効率的な配送計画、稼働データに基づく車両台数最適化・運行改善提案、EVの導入効果やCO2削減量のシミュレーション、走行履歴の自動記録・日報作成などを通じて、環境貢献と業務効率の両立を実現するGXの確立を目指す。
共同検討で得られた知見を基に、LPガス業界における実証および具体的なサービス化を進める。実証フェーズでは、実際の業務現場での活用を通じた検証を行う。将来的にはCARRO JAPANとミノスを中心に、「Power Net G4」をはじめとする既存システムとの連携を強化し、業界全体のデジタルインフラの発展とGX推進に貢献する。



