売上高2020億4900万円(前年同期比0・1%減)、営業利益43億円(同79・5%増)、経常利益55億4400万円(同54・9%増)、純利益33億5800万円(同23・4%減)。国内は、価格改定および環境配慮型商品の販売拡大により増収、原価改善と高付加価値商品で増益を確保した。海外は、中国の市況低迷継続により減収だが、北米の回復・豪州の好調により増益。全体では減収増益となった。
国内事業は、売上高1367億4800万円(同2・4%増)、営業利益21億2100万円(55・5%増)。温水空調分野は環境配慮型商品が引き続き販売拡大。高付加価値商品の拡販により、プレミアム給湯器が好調だった。ハイブリッド給湯機は新製品が好評で販売台数を押し上げ、トップランナー基準を目標に、高効率給湯器の台数・構成比が向上した。非住宅分野も着実に収益増。業務用給湯器が価格改定・高効率化により増収し、労働力不足の中、組立配送システムが好評を得た。非住宅保守契約累計数は順調に増加している。また熱ソリューション事業では、「あかし脱炭素経営パワーアップ制度」のサポーター認定で自治体連携を推進している。厨房分野はレンジフードおよびビルトインコンロ高級型が好調だが、中級・普及型に課題があった。
海外事業は、売上高653億100万円(同5・0%減)、営業利益21億7900万円(同111・3%増)。中国は市況低迷が続く中、費用コントロールにより増益。北米は全分野で販売好調により増収、通期黒字化を達成した。豪州はタンクレス・ヒートポンプが好調、原価低減も奏功し増収増益。東南アジアは、現地市場向け電気温水器・浄水器・厨房機器の商品開発を実行した。東南アジア諸国で代理店開拓を行っており、カンガルー社(ベトナム)経営基盤強化で経営支援、製品在庫圧縮、ものづくり支援ほか、ノーリツブランドの浄水器でタイ市場へ新規参入した。
2026年は、高付加価値商品(環境配慮型商品・社会課題解決型商品)の拡販によるトップラインを押し上げ、非住宅分野のストック、高シェアを強みとした業務用給湯器の拡販と非対人領域の拡大させる。またコミュニケーション戦略の推進による価値伝達、付加価値の訴求、原価改善による競争力あるコストの実現を行う方針。
ノーリツ、25年12月期連結決算 売上高2020億円 国内はプレミアム・ハイブリッド給湯器が好調
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