未来予測
テクノロジーが変えるビジネスの常識②
中小企業診断士 西 優
レベル3 「エージェント」が迫る業務の自律化
前回の記事では、OpenAIが定義するAIの進化における「レベル1(チャットボット)」と「レベル2(推論者)」について解説した。
レベル1は言葉を操る優秀な部下、レベル2は論理的に考えることができる更に優秀な部下である。しかし、私が登壇したセミナーでは「優秀な部下が完璧な計画を立てても、それを実行に移す人間がいなければ意味がないだろう」という質問を受けたことがある。まさにその通りだ。計画と実行の間には、依然として人の手というボトルネックが存在する。
今回解説するレベル3の「エージェント」は、その壁を打ち破る存在だ。これは、AIが自律的に行動を開始する段階を指す。今回は、レベル3がもたらす業務の自律化と、その恩恵を受けるために企業が今すぐ着手すべき環境整備について、具体的なツール名を交えながら論じていきたい。
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西 優 氏
プロフィール
にし・まさる
2005年に東京大学大学院を修了。上場企業勤務、起業、中小企業勤務を経て、2019年に中小企業診断士として独立。多様な企業規模・成長段階での実務経験を生かし、中小企業支援に取り組んでいる。



