パナソニック GHP新モデル「エグゼアIV」発売へ

製品情報

省エネ性と環境対応を強化

 パナソニック空質空調社は、業務用ガスヒートポンプエアコン(GHP)の新モデル「GHP XAIR(エグゼア)IV」を発表した。今年4月に受注を開始する予定で、年間運転効率の向上や低GWP冷媒の採用などにより、省エネルギー性能と環境対応力を高めた点が特徴となる。

 新モデルは高効率マイクロチャネル熱交換器の採用などにより、年間エネルギー効率を示すAPFp値で2・20以上を達成し、従来機から省エネ性能を引き上げた。また冷媒には、従来のR410Aに代えて地球温暖化係数の低いR32を採用し、温室効果ガス排出の抑制に寄与する設計とした。27年度以降に想定されるフロン規制への適合も見据えた対応としている。

 さらに、再生可能エネルギー由来の合成メタンであるeメタンへの対応も盛り込んだ。ソフトウェアの書き換えにより運転燃料の切り替えを可能とし、将来的なカーボンニュートラル社会への移行を視野に入れた仕様とした点が注目される。

製品ラインアップは室外機8馬力から30馬力までをそろえ、オフィスや商業施設、工場など幅広い用途に対応する。室内機では冷媒漏えい検知センサー搭載機や「ナノイーX」搭載機も展開し、室内環境の安全性や快適性の向上を図る。既設更新向けとしてR410A対応機も継続販売する。

 同製品は、先月27日から30日まで東京ビッグサイトで開催された空調・冷凍分野の専門展示会「HVAC&R JAPAN 2026」に出展され、来場者に向けて実機を披露した。パナソニックの空質空調社は社内カンパニー(事業部門)の一つで、主に空調・換気・空気質関連事業を担う組織。業務用空調市場では省エネ性能や環境負荷低減への要求が一段と高まっており、同社は新モデル投入を通じて環境対応型GHPの普及拡大を図る考えだ。