ガス警報器工業会 髙橋良典 会長

昨年は、記録的猛暑や台風、豪雨災害に加え、バッテリー火災の増加、熊による過去最多の人的被害など、各地で不測の事態が相次ぎ、多くの尊い命が失われた。亡くなられた方々と遺族に心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災者には心より見舞い申し上げる。当工業会は昨年12月16日に設立50周年を迎えた。5月に執り行った記念式典では、多くの皆さまから祝意を賜り、未来に向けて新たな一歩を踏み出すことができた。これもひとえに関係各位の支援の賜物であり、改めて深く感謝申し上げる。
経済産業省「液化石油ガス安全高度化計画2030」において、ガス警報器・業務用換気警報器(CO)の普及促進は、消費者起因事故対策のアクションプランとしてしっかり盛り込まれている。当工業会も「第2次GKK活動基本計画」を展開しており、最終目標であるガス警報器設置率100%に向け、活動を更に前進させていく。。昨年は福島県郡山市の飲食店で起こった爆発事故から5年が経過し、ガス警報器が交換期限を迎えることから、警報器とガスメーターの「連動の継続」と「未連動先への連動促進」が全国LPガス協会の重点取組として展開された。また、当工業会のリメイク運動(ガス警報器設置・交換促進運動)においても、改めてガス警報器の有用性を認識してもらい、更なる普及啓発に繋げていただけるよう活動を強化している
何が起こるか解らない、変化の激しい時代においては、何よりも消費者の安全・安心を守る「保安の確保が事業の根幹である」との認識が、ますます重要性を増すものと捉えている。今年もガス警報器が家庭の安全・安心を見守る「最後の砦」としての期待に添えるよう、更なる品質と機能の向上を図ると共に「ついていて当たり前」の文化の構築を目指す。引き続き当工業会の事業推進に対し倍旧の指導・支援を賜りますようお願い申し上げる。


