東京ガスエンジニアリングソリューションズ(=TGES 東京都港区、小西康弘社長)、大阪ガス(大阪市、藤原正隆社長)、東邦ガス(名古屋市、山碕聡志社長)の3社は1月15日、ガスエンジンヒートポンプ(GHP)の超高効率タイプ次世代機「GHP XAIR Ⅳ」を開発したと発表した。同機は超高効率タイプXAIRシリーズの次世代機として、低GWP(地球温暖化係数)冷媒R32に対応し、環境負荷低減・節電・省エネを同時に実現する。4月からガス会社やメーカー各社で順次販売を開始する。アイシン(愛知県刈谷市、吉田守孝社長)、パナソニック空質空調社(東京都港区、片山栄一社長)、ヤンマーエネルギーシステム(兵庫県尼崎市、山下宏治社長)と共同で開発した。
フロン排出抑制法により2021年以降業務用空調機器などに対してGWPの低い冷媒の使用が順次義務化され、GHPについても27年度から規制が始まる。同機で使用するR32は、従来の冷媒と比べGWPが3分の1以下(GWP=675)の低GWP冷媒で、フロン排出抑制法により新たに設けられた基準に適合している。
生成AIの普及やデータセンターの増加により、今後さらに電力需要の増加が見込まれる中、社会的に節電と省エネへの需要が高まっている。同機は、消費電力が電気ヒートポンプエアコン(EHP)の約10分の1というGHP最大の特長である節電能力を維持しながら、従来機と比較して運転効率を約5%改善することで、より一層の省エネルギー化を実現した。
事務所ビル、商業施設、学校、病院、工場など幅広い顧客を対象に同機を提案・販売していくとしている。





