大陽日酸 永田研二社長
当社は2025年9月24日、26年4月の社名変更、および27年の本社移転について発表した。
社名変更については、115年前、「日本の酸素屋」として創業した際の「産業近代化に貢献する」という志を胸に、国内で築き上げた「大陽日酸」への強固な信頼を継承しつつ、グローバルブランドである「Nippon Sanso」へと統一を図る。これにより、世界に通用するブランドとしてさらなる事業運営の強化を目指していく。また、本社移転については、大陽日酸発足以来の拠点であった不動前の自社ビルを離れ、BCP(事業継続計画)への対応と老朽化対策を目的として、27年12月に浜松町の「世界貿易センタービルディング」へ移転する予定である。これを機に、全国各地の拠点においても職場環境の改善を計画的に進めていく。
25年度は、現中期経営計画の最終年度。年度末まで残り3カ月となったが、グループの収益力は計画開始時から一段ステップアップした。4月から始まる新中期経営計画では、成長の速度と質をともに高めていく。
その実現に向け、当社の強みである「顧客との2つのタッチポイント」と「見えないガスの効能を見せる技術力」を軸に、常に顧客起点の価値創造を追求していく。産業ガス事業が持つ普遍性と拡張性を最大限に活かすことで、持続的な成長は必ず果たせると確信している。 当社が常に意識すべき点は次の3点。一つ目は、サイバーセキュリティ。現代において最も不確実性が高く、甚大な影響を及ぼすリスク。専門部署だけでなく、全社員が当事者意識を持ち、日々の意識と行動を高める必要がある。二つ目は、内部統制の徹底。正しい事業運営のためのルールを遵守し、誠実で風通しの良い企業文化を育み続けることが、企業の信頼を形作る。三つ目は、労働安全の確保。「安全はすべてに優先される」という原則を徹底し、予期せぬ危険を慎重に見抜く力を磨き、事故ゼロを追求して欲しい。私は、ガスが持つ無限のポテンシャルを信じている。その力を最大限に発揮し、あらゆる産業に貢献し続けることで、不確実な環境下でも持続的な成長は可能だ。全従業員の人生がより豊かなものとなるよう、26年も共に歩みを進めていく。

永田研二社長

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