岩手県高圧ガス保安協会、改正省令周知とGHP導入推進 専務理事に三河氏を新任

業界動向

岩手県高圧ガス保安協会(八重樫義一郎会長)は4日、盛岡市のアートホテル盛岡で第70回通常総会を開いた。協会事業、予算に関する各議案を承認し、理事の補欠選任においては、専務理事の河内邦尚氏の後任に三河孝司氏を選任した。

八重樫会長はあいさつで、商慣行に向けた省令改正について、「本来、われわれ業界が長年培ってきたお客さまとの信頼関係をさらに強固なものとし、これからも選ばれるエネルギーとしてLPガスを進めていこうというもの。日々、情報収集し意見交換して一致団結して前に向かいたい」とし、「岩手県では現在、約400万世帯、全世帯の約76%にLPガスを供給しており、沖縄に次いで全国2位の高い比率となっている。県民に対してしっかりと供給責任を果たしていかなければならない」などと述べた。

25年度事業については、商慣行是正に向けた省令改正の全面施行を受けて、改正内容の周知、会員への情報提供に努める。また災害時の避難所などに対する国の運営指針の改定を受けて、災害対応型バルクやGHPなどの導入について市町村に対する働きかけを行っていく。

表彰の受賞者は次のとおり。(敬称略、かっこ内は所属)

【高圧ガス保安岩手県知事表彰】
保安功労者=長野克司(東邦スワン)

【優良永年勤続従業員表彰】
清水畑健(プレステック)、大須賀匡(協同組合久慈エルピーガス防災センター)、堰合幸一郎(泉金物産盛岡支店)、吉田聡(同)、後藤秀治(東邦岩手)、高橋健一(同)、四戸正子(同)、菊池克美(盛岡ガス燃料)、瀬川智喜(同)、芳田拓也(同)、藤原力也(同)、佐々木幸子(丸片ガス)、葛巻悟幸(同)、渡邊翔太(水沢ガス)、菅原瑛真(同)、松本一弥(モリネン花泉)、道又伸(泉金物産山田営業所)