液化石油ガス小委員会(産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会液化石油ガス小委員会)は3月19日、液化石油ガス安全高度化計画2030の取り組み状況や24年度立入検査の実施状況、25年度立入検査の重点などについて審議した。全国LPガス協会(山田耕司会長)から、エアコン室外機の取り扱いや質量販売緊急時対応講習の制度運用について問題提起があった。同講習については、実施機関に消防機関を含める事務局提案も承認された。
全L協の村田光司専務理事は、エアコン室外機が火気に該当するか否かについて行政機関の解釈が統一されておらず、多くの場合、過剰な規制が課されている状況があると指摘。LPガス業界に多大な負担をかけ、物流効率化を阻害するなど深刻な影響を与えているとし、「一般家庭で広く使用されているインバーター式エアコン室外機がどういう根拠で火気に該当すると判断されているのか、明確な基準を示す必要がある」と語った。
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