ガスパル、入浴促進活動でコラボバスクリン監修のパンフを配布

企業動向

 ガスパル(東京都品川区、橋本俊昭社長)は、大手入浴剤メーカーのバスクリン(東京都千代田区、三枚堂正悟社長)とのコラボレーション事業として入浴促進活動を展開している。バスクリン監修のパンフレット「ガスで彩るBATHSTYLEBOOK(バススタイルブック)」を制作し、今年2月から開栓時点検などの接点機会に顧客に配布中。同パンフでは、リラックス、リカバリー(回復)などの入浴メリットを説明し、それぞれに適した入浴剤を提案している。3月3日には、コラボ事業の意義を確認するため、橋本社長と三枚堂社長の対談がバスクリン本社で実現した。

 自社の事業の課題について三枚堂社長は、浴槽にお湯をためて入る入浴が冬でも8割にとどまり、そのうち入浴剤使用者は限られている実態を指摘。入浴や入浴剤の効果は実証されていることから、「シャワー浴の人を含め、入浴や入浴剤の価値をお客さまに分かりやすく伝えることで、入浴剤使用者を増やすこと」を課題とした。世帯数が減少する中で、入浴率を高めることに事業の〝伸びしろ〟があるとも語った。

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