ガス安全小委(産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会ガス安全小委員会)の会合が3月10日に開かれ、都市ガスなどの2024年度立入検査の実施状況と25年度立入検査の重点について報告した。
経済産業省本省の24年度立入検査は、24年4月~25年1月までの間に2事業所に対し実施。産業保安監督部の24年度立入検査は、同期間内に176事業所に対して実施した。
主な指摘・指導事項は「ガス圧縮機や調整器といった設備について、工事計画の届出が行われていない」「ガス検知器への反応が確認されていたが、漏えい検査等による原因の特定と再発防止策が講じられていない」「液化ガス用貯槽から5m以上離れた位置に設置しなければならない遮断装置が適切に設置されていない」「定期自主検査が実施されていない」「消費機器(瞬間湯沸器)に係る個別周知が実施されていない」。
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