岡谷酸素、長野県と災害時協力協定トラスコ中山調達の資機材を配送

企業動向

岡谷酸素(長野県岡谷市、野口博一社長)は3月21日、工場用資材の卸し売りなどを手がけるトラスコ中山(東京・大阪、中山哲也社長)など3社と共に長野県と「災害時等における資機材の調達に関する協定」を結んだ。

 災害時に県が必要な物資の調達をトラスコ中山に要請、同社が物流ネットワークを駆使して調達した物資や資機材を岡谷酸素など3社が県下の被災地や工場へ配送する。

 同日県庁本館で行われた締結式には阿部守一長野県知事のほか、野口社長やトラスコ中山の中山社長、マルニシの河西明社長、本久の加藤章社長が出席し協定書を取り交わした。

 トラスコ中山は発電機やビニールシートなど200種類以上の災害時復興支援物資を商品の中から独自に指定し、通常の在庫より多い6カ月分以上を保有している。