資源エネルギー庁(資源・燃料部燃料流通政策室)は3月25日、「三部料金制の徹底(設備費用の外出し表示・計上禁止)に関するQ&A」を発表した。LPガス商慣行是正に関する改正省令のうち三部料金制の徹底が施行されるのに先立ち、各方面から寄せられた質問を踏まえて考え方を整理した。
Q&Aでは、請求書での設備料金の記載方法について、「消費者が、LPガス料金の内訳として、基本料金・従量料金・設備料金があると認識できるよう記載することが必要」「基本料金・従量料金・設備料金と並べて記載することが必要」と繰り返し指摘。「例えば、設備料金のみ請求書の備考欄に記載することや、『設備料金なし』とのハンコを請求書に押すという対応は、三部料金制に係る表示の規律を満たさない」と補足している。
検針票については、「設備料金を記載することまでは求めないが、消費者の分かりやすさの観点からは、請求書と検針票の記載内容が共通していることが望ましい」と対応を促している。
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