新コスモス電機、万博会場にガス検知器800点以上設置

企業動向

 新コスモス電機(大阪市、高橋良典社長)は、2025年大阪・関西万博の安全対策として、会場内に800点以上のガス検知器を設置した。

 2024年3月に発生した建設現場でのメタンガス爆発事故を踏まえ、日本国際博覧会協会は万博会場内の徹底した安全対策を講じている。安全対策の一つとして新コスモス電機のガス検知器が様々なエリアの室内、天井、地下ピットなどに設置された。

 同社製ガス検知器は、高度なガスセンサ技術によりメタンガスを高精度で検知する。室内、天井、地下ピットなど、さまざまな環境条件下での設置に対応する堅牢な設計を採用、長期間にわたり安定した性能を発揮する。ガス濃度をリアルタイムで常時監視し、ガス漏えいを検知した際には監視室などに設置されている警報部で警報および濃度の確認ができるため、迅速に対応できる。

 設置された製品は、濃度表示機能付ガス検知部P D-12、コスモス式ガス検知部PS-7、ガス検知警報器UV-810。