ノーリツ(神戸市、腹巻知社長)は、レンジフードでの換気とそれに伴う温度変化について、解析を行った。その結果、外気温が室内温度より低い環境下で、レンジフードの強運転で約20分間の換気を行うと、室温が3℃下がる効果があることが明らかになった。昨今の物価高や電気料金の高騰を受けて、生活者の節約や節電意識が一層高まっている。こうしたなかで、本調査は、レンジフードを調理時以外にも活用してもらえる可能性を見出すことを目的に実施した。
外気温が室内温度より低い環境(外気温が30℃、室内温度35度といった夏場の夕方を想定)で調査を実施。レンジフードを約20分間強運転で稼働すると、室内温度が35℃から32度まで下がり、室内温度を3 ℃ 下げられることが分かった。夜間に帰宅する際などにあらかじめレンジフードによる換気で室温を下げておくことで、エアコンの消費電力削減に貢献することができる。
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