タプロス会、定時総会・研修会フェイストゥフェイスで信用と信頼関係の構築

タプロス(秋田市、佐藤寛樹社長)の得意先販売店で構成するタプロス会(佐澤公明会長)は10日、秋田市の秋田キャッスルホテルで「令和7年度定時総会・研修会」を開いた。

会長あいさつで佐澤会長は、「人口減少や人手不足などの社会問題がおよぼす影響をひしひしと感じている。われわれは法に基づくツールを各自が扱っているが、信用と信頼関係を築いていくことができる一番の方法は対面だ。個々のお客さまとの繋がりをもとに、お客さまとの絆をより太くしていくことが大切」と述べた。

総会では、令和6年度事業・収支・監査報告、令和7年度活動方針・事業計画・収支予算案を満場一致で承認した。

総会の議事終了後、賛助会員を代表してジャパンガスエナジー(JGE)の大浜健社長があいさつし、「7次エネルギー基本計画の中でLPガスの重要な位置付けが明確に示された。今後もLPガスが社会に愛され必要とされ続けるため商慣行是正、取引適正化はとても大事な取り組み。したがって、LPガスはまだまだポテンシャルのあるエネルギーと考えている。工業・農業・家庭業務用の燃転を進めていけばLPガスの需要が伸びるかもしれない。ポテンシャルを具現化する力を育むことが当社の最大の課題だ。皆さまと共に課題に取り組みたい」と述べた。JGEの瀬藤尚平供給計画部長による「世界の原油LPガス市場動向」と題した講話も行われた。

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