ジクシス(東京都港区、田中惠次社長)は15日、東京都千代田区の東京會舘で設立10周年記念式典を開き、約500人が出席した。同社は2015年4月1日にコスモ石油、昭和シェル石油、住友商事、東燃ゼネラル石油の4社がLPガス事業を統合し、LPガス輸入・元売会社として設立された。田中社長は、「第7次エネルギー基本計画ではLPガスの安定供給体制確保が重要と初めて明確に示された。LPガスは、わが国のエネルギー安全保障および国土強靭化などの観点から、わが国の国益にかなう正に宝のようなエネルギー。ジクシスはこれからも引き続きLPガスの安定供給の責務をしっかりと果たしていくこと、そしてカーボンニュートラルへの取り組みを推進していくことを皆さま方に誓う」と決意を新たに示した。
田中社長は、エネルギー基本計画策定に向けた議論が行われた昨年、全国の各ジクシス会からも「地域独自の視点による大変貴重なご助言をたくさんいただいた」とし、「正に特約店の皆さまとジクシスの共通の思いをしっかりと届けられたように感じている。ジクシスはお客さまと共にあるということを私自身強く再認識する機会でもあった」と述べ、「これを出発点にわが国にとってLPガスがいかに宝のような存在であるかを皆さまと共に世間にあまねく周知していくことが国民生活を守り、ひいては業界の発展につながると確信している。皆さま方と私どもの絆を、パートナーシップをさらに深めながら業界を盛り上げていきたい。改めて、10周年を迎えることができたことに深く感謝を申し上げる」と結んだ。
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