静岡県LPガス協会(渡邊芳隆会長)は14日、令和7年度「三支部合同講習会」を静岡市内のグランシップで開催した。渡邊会長のあいあつの後、県協各委員会が活動実績や今後の計画について報告を行った。講習では、全国LPガス協会(山田耕司会長)の村田光司専務理事が、液石法の改正省令をテーマに講演を行い、法令違反が疑われる問題行為に対し、県協と全L協が連携して対処する必要性を訴えた。
渡邊会長は、県協の事業運営について①消費者視点に立った取引適正化②災害対応力の強化③消費者保安のさらなる推進④カーボンニュートラルの着実な推進――4本柱を掲げていることを紹介。①の取引適正化では、改正省令について「会員事業者に周知徹底を図り、自主取引宣言の推進、LPガス販売指針の順守を通じて取引の透明性、公正性を高め、信頼される業界づくりを加速していく。不適切な営業手法による消費者トラブルの未然防止にも努め、行政機関と連携した啓発運動を進めていく」と強調した。

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