福岡県、LPガス容器検査不正、行政処分と刑事告発

業界動向

福岡県は7月31日、LPガス容器検査所の大内田産業(福岡県飯塚市、大内田仁嗣社長)が、LPガス容器の定期検査の一部を実施しないまま合格とした不正事実について同日付で同社に容器検査所登録を取り消す行政処分と、刑事告発を行ったと発表した。

未検査容器の緊急点検については福岡県内の全てのボンベの点検を完了。福岡県LPガス協会から「全て異常なし」の報告を受けている。

回収状況についても7月30日時点で、未検査容器役8万5000本のうち、約1万5000本の回収・再検査が終了(約18%)。11月末の回収完了を目指すとしている。