日本エネルギー経済研究所・石油情報センター集計の全国オートガス市況調査（奇数月調査）によると、今年３月10日現在の全国平均掛売価格は前回調査（１月10日現在）比０・４円高の１１７・６円。店頭現金価格は同０・１円安の１ ２ ４・５ 円。昨年３ 月の全国平均価格は掛売１ １５・１円、店頭現金１２２・０円（価格はいずれもリットル当たり）。
オートガスは２０２１年秋に掛売、現金とも全国平均価格が１００円以上となった。小さな値動きはあったが、その後も円安進行によるＣ Ｉ Ｆ 価格高騰を背景に続騰した。23年11月以降は、ほぼ横ばいが続いている。
今回調査の掛売価格を経済産業局別平均価格で比較すると、最高値は九州局の１２５・４円、最安値は四国局の１０７・１円。店頭現金は、最高値が北海道局の１３１・１円、最安値は四国局の１１４・５円。
