液石流通WG(総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会資源開発・燃料供給小委員会液化石油ガス流通ワーキンググループ)の第11回会合が3月19日に開かれ、ENEO S グローブエナジー( 東京都千代田区、尾畑正治社長)、サイサン(さいたま市、川本武彦社長) と不動産管理会社の大和リビング(東京都新宿区、匝瑳繁夫社長)の3社から、液石法改正についての取り組み状況の公開ヒアリングが行われた。
ENEOSグローブエナジーの佐藤哲雄取締役常務執行役員販売企画本部長は、過大な営業行為の制限について、商慣行是正に対する真剣な取り組み姿勢を内外に示すために昨年4月1日に液石法改正法令施行に先駆けて取り組み宣言を公表し、同日以降は設備の無償貸与や紹介料・販売リベートの支払いなど過大な営業行為を一切行わないことにしたと報告した。
具体的には、エアコンなどのガス機器以外の設備に加え、消費配管を含めたガス消費設備も無償貸与を行わず、賃貸住宅オーナー・不動産管理会社などの利害関係者への紹介料・販売リベートの支払いは金額の多少に関らず一切行っていないとした。ガス消費設備を貸与して設備料金を徴収する場合でも、標準販売価格を基準とした適切な設備料金とし、不適切なディスカウントを行っていないと強調した。
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