日団協、災害時のLPガス活用を広報消費者向け冊子の注文受付中

業界動向

 日本LPガス団体協議会(田中惠次会長)では、新年度の開始に当たり小冊子「知ってる!? こんなところにLPガス」(A5判10ページ)の活用をLPガス事業者に呼びかけている。同冊子は、LPガスの良さを消費者向けに直接広報するツールとして制作したもの。サンプルを日団協ホームページで公開中。希望する事業者に無償提供する。 

 展示会や消費者団体の会合などで配布しやすくするため、イラストを多用して読みやすくした。体育館でLPガス空調を導入するメリットにしぼり込んでおり、体育館を使う子どもの体調管理のために、節電ができてパワフルなL P ガス空調が重要になることを強調。災害で避難所となった際には停電時にも空調を使えることや、炊き出し、発電、仮設風呂・シャワーなどで避難生活を支えることを説く。

 そのほか、病院の停電対策にLPガス設備が貢献していることや災害対策を法的に義務付けられた老人ホーム・介護施設でも役立っていることも伝えている。

 小冊子の利用を希望する事業者は、日団協ホームページの問い合わせメールから注文可能。メールには、①団体・会社名称と事業者名(○○支店、○○営業所など)②代表者名③担当者名と担当者の電話番号④届け先住所、電話番号⑤利用目的と利用日⑥必要部数(100部単位)――の記入が必要。必要部数については、注文部数の全部を消費者に配布することを前提として決めるよう求めている。在庫がある場合は1週間程度、在庫がない場合は2週間程度で届く。