伊藤忠エネクス、田畑新社長、シェア向上、業界再編へ抱負

新社長

伊藤忠エネクス(東京都千代田区)の田畑信幸新社長の就任ラージミーティングが3日、本社とオンライン配信で行われた。田畑社長は、所信表明として、①『現』を大切にする②株主の目線を意識③率先垂範④かけふ(伊藤忠商事が掲げる「稼ぐ」「削る」「防ぐ」)⑤健康経営――の五つを掲げた。


伊藤忠エネエクスの印象、企業文化としては現場力や全国に広がる基盤、ビジネスプラットフォームを評価。一方で、「われわれの商品である石油、カーライフ、ガス、電力の全部に共通しているのはほとんどの需要先が国内であること。日本の人口が減少しているなかで売上を伸ばし収益を上げていくことは簡単ではない。その課題認識をしたうえで、シェアを上げ、お客さまサービスを良くしていくということをやるべき。まったくの新規事業をやることは若干ネガティブに思っている。業界の核になるという思いでやっていきたい」など述べた。

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