京都府LPガス協会(畑廣彦会長)は5月29日、京都市の都ホテル京都八条で第13回通常総会を開き、保安推進や需要開発などの事業計画を決めた。需要開発では、公共施設へのLPガス常用の要望を継続して行う。
冒頭、畑会長は「昨年度を振り返ると、改正省令が施行され、価格高騰対策支援事業が実施された。長年続けてきた災害時に避難所となる小中学校体育館へのLPガス発電機、空調設備設置についての行政への要望活動がようやく花が咲き始めた。国は避難所となる公立小中学校体育館への空調設備設置ペースを2倍に加速すると表明している。京都府では、都市ガス供給エリアの八幡市で、小中学12校のうち7校にGHPが設置された。さらに長岡京市、木津川市でも動きが出てきた。八幡市では災害対応だけでなく、学校行事でも空調を利用していただいている。寒い時期の体育館暖房は怪我のリスクを少なくする。今年の2月には、災害時に炊き出しなどに使っていただけるようテントを寄贈、八幡市から感謝状をいただいた」とあいさつした。
保安功労者表彰、来賓祝辞の後、議案審議に入り全議案を承認した。2025年度事業は、保安推進、災害対策、需要開発推進運動、保安センター、取引適正化・料金透明化の促進など。任期満了に伴う役員改選では、選考委員が20理事、2監事を選任した。直後の理事会で畑会長の重任を決め、福井康裕氏に替わり桝村昌弘氏(桝村商店)を新副会長に選任した。山本晋、西村佳胤、西田昇副会長は重任。
会長表彰の保安功労者(支部推薦)は次のとおり(敬称略)。
小椋忍(洛南支部)、宮本耕典(舞鶴支部)、小谷武司(宮津・与謝支部)、田中正和(丹後支部)
[/um_loggedin]