京都府協青年部会、部会員従業員対象に正しい応急手当を

業界動向

 京都府LPガス協会青年部会(森下卓男部会長)は3月14日、福知山市消防本部で普通救命講習を開いた。消防隊員から救命措置やAEDの使い方などを教わった。参加は府北部の協会員12人。

 約1時間の座学を行った後、チームに分かれて訓練用人形を相手に反応の確認、119番通報、AEDの手配、呼吸の確認を行った。そして胸骨圧迫、AED使用訓練の流れを参加者が交代しながらロールプレイング。心肺蘇生法、AEDの使用方法、異物除去法について学んだ。講習終了後には参加者に修了証が発行された。同消防本部の指令室をはじめ施設見学も行った。

 開催については「命を救うには一刻を争う。専門知識や高度な技術よりも勇気が必要で、まずは勇気を出して救命措置を行えるよう講習を受けてほしい」として、京都府協会では青年部会ほか、別組織の府LPG保安研究会などでも同様の講習をこれまで何度か実施している。