パロマ京滋支店、22 日にパロマフェア2025「消費者購買意欲を促進の一助に」

企業動向

 パロマ京滋支店(京都市)は「パロマフェア2025大阪会場」に向け準備を進めている。大阪市のマイドームおおさかで22日10~16時の開催予定。

 企業スローガン「人の〝いきる〟を、あたためる。」をテーマに、同社のモノづくりや取り組みを紹介し、主力製品や新製品の展示、効果的な提案ポイントの紹介などさまざまなコンテンツを用意するほか、並行して別会場で各種研修会を実施する。

 会場展示は最新のビルトインコンロ・給湯器などすべてを取りそろえ、販売好調の「フェイシスグランド」にスポットをあてる。ミドルハイグレードながら、プレミアムグレードにもまだ搭載されていないスモークカットグリル機能を搭載。煙と臭いを大幅にカットするアフタバーナーと独自の触媒フィルターで、煙を99%カット。その構造などを実機で改めて確認してもらう。また、厨房機器調理サポートグッズのラ・クックは累計100万個を突破した出荷記念で特別展示での紹介し、進化を視覚でみてもらう。温水機器ではウルトラファインバブルを発生させる新型ウルブロビューラなどの実演も充実させる。

 このほか、昨年に続きVOC(ボイスオブカスタマ―)の紹介に力を入れる。一人の作業員で給湯器設置がしやすい壁掛けフックの工夫や、小型湯沸器の止水の際の水だれ防止、ビルトインコンロの点火ランプを見やすくしたりと、過去に商品改善に繋がった事例も多く、メーカーと流通の風通しの良さを重視している。

 別会場で行う研修会は、新入社員向けのガス機器基礎講座やリフォーム業界紙を講師として成功ポイントや他店との差別化を講じるリフォーム講座、一般消費者へのセールストークに活用する心理的テクニック講座などのプログラムを組む。

 京滋支店の前田修孝支店長は、「今は情報開示社会で、直接説明しなくても消費者が多くを知っている時代だ。だからこそ流通の皆さまと深い知識を共有したい。また消費者が望んでいることをもっと把握する必要がある。パロマフェアで学んで知ってもらう場にするべく準備を進めている。ガス機器は壊れたら交換という習慣はいまだ根強い。モノの価格が上がっているなか、消費者の購買意欲を促進させる一助になれば」と意気込んでいる。